本規程は、 株式会社ATOMica(以下「開示当事者」という)が提供する「knotコミュニティ」(以下「本サービス」という。)に参加される方(以下「受領当事者」という。)の秘密情報の取扱いに関する遵守事項を定めたものです。受領当事者は個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)その他関係法令を熟知したうえで、秘密情報の取扱いについて下記事項を遵守することに同意し、本サービスに参加するものとします。本サービスへの参加に必要なSlackアカウントを作成した時点で、本規程の内容に同意したものとみなします。
第1条(本規程の目的)
本規程は、本サービスにおいて受領当事者が取得する情報の取扱いを定めることを目的(以下「本目的」という。)とする。
第2条 (秘密情報)
- 秘密情報とは、本サービス参加者の個人情報、受領当事者が本サービス上で取得した一切の情報及び受領当事者が開示当事者又はその指定する者から秘密である旨を明示をされ取得した情報をいい、文書、口頭、電磁的記録等情報の形態を問わない。
- 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当することを受領当事者が証明することのできる情報は、秘密情報に該当しない。
- 情報取得時、既に公知であった情報
- 情報取得後、受領当事者の責めに帰すべき事由によらずに公知となった情報
- 情報取得時に既に受領当事者が保有していた情報
- 情報を開示する権利を有する第三者から秘密保持義務を負うことなく適法に入手した情報
- 受領当事者が秘密情報によらずに独自に開発した情報
第3条 (遵守事項)
- 受領当事者は、秘密情報を秘密として保持し、秘密情報を本目的以外に使用してはならず、また、書面による開示当事者の事前の承諾なしに、秘密情報を第三者に開示してはならない。
- 受領当事者は、善良な管理者の注意をもって秘密情報を管理し、秘密情報に個人情報が含まれる場合には、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)その他関係法令を遵守した上で適切に管理するものとする。
- 受領当事者は、秘密情報につき、漏洩、紛失、盗難、押収等の事故が発生した場合又は発生のおそれがあることを認識した場合には、開示当事者に対して、直ちにその旨を連絡し、開示当事者の指示に従って適切な対応をとらなければならない。
- 受領当事者は、本目的のために合理的に必要な最小限度の範囲で行う場合を除き、秘密情報の複製、送信、秘密情報が保管されている媒体の外部への送付又は持ち出し,その他秘密情報の適切な管理に支障を及ぼすおそれのある行為をしない。
- 受領当事者は、国、地方公共団体、裁判所その他これらに準ずる機関から法令上の根拠に基づき秘密情報の開示を求められた場合、直ちに開示当事者との間で協議を行い、法令上必要最小限の範囲及び方法により、当該機関に対して秘密情報の開示を行う。
第4条 (秘密情報の破棄・返還)
受領当事者は、本サービスへの参加が終了した時又は本目的のために秘密情報が必要なくなった時若しくは開示当事者が求めた時は、開示当事者の指示に従い、開示当事者から受領した秘密情報を直ちに返還し又は破棄するものとし、また、開示当事者の求めに応じ、返還又は破棄の確約書を交付する。
第5条 (誠実協議)
本規程に定めのない事項又はこれらの解釈に関する疑義については、開示当事者及び受領当事者の双方が誠意をもって協議し、解決に努めるものとする。
第6条 (準拠法)
- 本規程における準拠法は日本法とする。
- 本規程に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。