Capgemini

CapgeminiがNotionで応用イノベーションを体系化した方法

CapgeminiのApplied Innovation Exchange(AIE=応用イノベーションエクスチェンジ)チームでは、プロダクトやサービスのデジタルポートフォリオ全体に渡って、組織がイノベーションを応用・維持するためのサポートをしています。そのため、社内でも同様のことをするのは理にかなっていました。そこで、イノベーションチームの知識や仕事を体系化するための中心となる場所にしたのが、Notionでした。その結果、チームは情報にアクセスし、進捗状況やパターンを特定し、より効率的にイノベーションを実行できるようになりました。

体験談

Dani El-Zein

Innovation Strategist

Sanjay Nand

Innovation Strategist

用途
ドキュメント、プロジェクト管理
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プロジェクト情報をリンクして円滑な情報伝達を実現

Capgeminiでは、政府の洪水予測支援から顔認識とキーストローク分析を使った運転免許試験へのアクセス改善まで、さまざまなプロジェクトを手がけています。そのためAIEチームでは、変動の激しい大量の情報やタスク、アセットに対処しなければなりません。これらすべてを整理するため、チームは2つの重要なデータベースをNotionで構築しました。1つはクライアント用、もう1つはプロジェクト用です。各プロジェクトにはクライアントが紐づけられ、全員が進捗状況を把握できるだけでなく、プロジェクトの構造や流れがいつでも調べられるようになっています。リレーショナルデータベース内に全情報が一元化されたことにより透明性が向上し、チームがより迅速に動けるようになりました。

ファイルフォルダー
Capgeminiではプロジェクトの詳細を探す無駄な時間が削減され、イノベーションにかけらる時間が増えました。
Notionを使用する前は、チームの知識が共有されていませんでした。今では、各々が自力で素早く行動を起こすことができています。
Sanjay Nand
Sanjay Nand
Innovation Strategist
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スマートに作業をするためのテンプレート

革新的な製品やサービスを生み出すことは、それ自体がひとつの専門領域です。チームは長年に渡り、これに取り組み練り上げてきました。Notionのカスタムテンプレートを使って、チームはこうした手法を体系化かつ標準化し、プロジェクトの全工程においてベストプラクティスに倣うことができるようにしました。

Innovation Strategist である Dani El-Zein はこう語ります。「イノベーションプロジェクトに同じものはひとつとしてありませんが、イノベーションに関わる活動や私たちが進化させた技術はさほど変化しません。私たちは優れたユーザー調査や製品バックログ、オーディエンスの心をとらえるプロダクトピッチなどのテンプレートを作ってきました。Notion上でこれらのテンプレートを活用することで、より速く新しいアイディアを実世界に送り出すことができています。」

こうしたプロジェクトテンプレートは、誰でもコピーして使うことができます。テンプレートのコピーは自動的にクライアントのデータベースにリンクし、手元のコピーでは情報を使いやすい順序と形式(例えばチームメイトやホワイトボードの写真など)に整理して使うことができます。新しいナレッジも簡単に追加でき、新しいメンバーや委託業者など、誰もがプロジェクトのあらゆる過程で作成された成果物をすぐに活用することができます。

Capgemini 2
新しいチームメンバーはテンプレートを参考に、プロジェクトがどのように管理されているかを素早く学ぶことができます。
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ペースの速いイノベーションのために作られたプロジェクトマネジメント

CapgeminiのAIEでは常に多くのプロジェクトが動いており、そのそれぞれが異なる工程を進行しており、異なるステークホルダーが関わっています。そこで、Notionを使って、すべての仕事の最新のステータスを、ひとつのkanbanボードで確認できるようにしました。今ではチームは週一度だけリアルタイム同期を行えばよくなり、それ以外の時間は目標達成やクライアントのためのイノベーションなど、各々が自由に作業を行えるようになりました。チームリーダーは側についていなくとも各プロジェクトの状況を確認できるため、チームの創造性も自由に発揮されます。

ウサギ ニンジン
すべてがこのボードで確認できるので、長文のメールを書いて状況を報告する必要がありません。
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終わった仕事を新しい仕事に活かす

CapgeminiのAIEでは、プロジェクトの情報は終了後も忘れ去られることはありません。過去のキャンペーンを元に新しいものを作成したり、以前のコンセプトから新しい解釈を派生させたりしています。そのため、アーカイブしたプロジェクトにも簡単にアクセスできることが必須です。チームはNotionを使って、ひとつの検索可能なライブラリに全アセットを保存しています。

「以前は、素晴らしいコンテンツが作られても一度使われるきりで、それが再浮上することはありませんでした。Notionによってコンテンツを分類して的確な場所に保存することができるようになったのは、非常に価値あることです。」とDani氏は言います。

作成されたあらゆる素材(デモ動画、ピッチデッキ、説明資料など)は、それぞれのプロジェクトページに存在します。現在および将来のCapgeminiのチームメンバーは、過去の作成物やプレゼン資料を見て、その貴重なコンテンツを今後の仕事に再利用することができるのです。

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誰でもこのライブラリーをのぞいて、以前のプロジェクトのコンテクストを参照することができます。

すべてのクライアント作業を一か所で管理

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iOS版とAndroid版もご用意しています。

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